夏目の波乱万丈記〜前編〜

夏目の波乱万丈記〜前編〜

夏目の波乱万丈記〜前編〜

 

名前:夏目隼人

本業:超がつくほどニッチな精密機器を扱う企業のサラリーマン。BtoBのためおそらく弊社が手がける商品は普通に生活していれば見ることも聞くことも無いと思われます。

副業:アフィリエイター

家族構成:妻とチビ娘の3人家族です。

趣味:チビ娘と戯れること。ネットサーフィンにおける癖の強いブロガー探し

経歴:は、メインと言いますか、この投稿は皆様に私がどんな野郎か知っていただくためのものなので長めになっております。

 

結論から申しますと経歴という名のどうしようもない男の放浪記のようなものです。

 

蔑みながら、あきれながら、あざ笑いながら読んでください。

 

どうか最後までお付き合いください。

 

未来ある受験生〜誰もが納得の留年

 

高校までは順風満帆とまでは行かないが至って普通の学生生活を送る。

 

ずっと力を入れていた部活を引退した高3の夏

それまで進路のことなんて全く考えていなかった私は

金がほしい

食いっぱぐれない

早く帰れそう

なんかみんなに自慢できそう

という本気で薬剤師を目指している人には本当に申し訳ない程安直な考えで薬剤師を志す。

 

某有名進学塾に入塾して1ヶ月後、定期テストの一夜漬け戦法で培ってきた

評定平均4.2という微妙な数字の暗躍によりまさかの指定校推薦で薬科大に合格してしまう。

 

これに調子づいた私は自らの学力で薬科大に合格できたと錯覚し

入学してから勉強頑張ればサクッと薬剤師になれちゃうんじゃねぇかと

ずっと部活に打ち込んでいてカラオケやファミレスなどで友人と何気ない一時を過ごす

いわゆる学生ライフを満喫して来なかった反動もありひたすら遊び呆ける。

 

その結果

入学直後に行われた学内での個人の学力水準を示すプレイスメントテストで

テスト未受験者を除き見事最下位を獲得。

 

そんなこれ以上無いマイナススタートのやつが

一年足らずで法によって定められた

ただでさえ難攻不落の必修科目を修得できるほど甘い世界ではなく

 

大学一年生後期に留年確定。

 

腐敗しきった留年生活〜経歴抹消

 

瞬足で留年生となった私は最高の不名誉と心身ともに蝕まれる程莫大な時間を手にする。

 

留年したことを人生最大の緊張をしながら両親に報告した時の

お父様の怒りと悲しみと呆れが混濁した顔と

薬科大合格を我が事のように喜んでくれたお母様を失望させてしまった

とてつもない罪悪感にさいなまれる。

 

さらに親を交えた留年生対象三者面談後の帰りがけのファミレスで返済期限こそ無いものの

「必ず金返せ」

とお父様のスマホのメモ帳アプリに留年分の学費返済にまつわる契約書に署名。(これマジです)

 

「何をご冗談をお父様」と思ってヘラヘラしていた私だったが

返済プランの提出を具体的に求められたことと

お父様の真顔の深層部からフツフツと煮えたぎるものを感じた私は事の重大さをようやく悟り

19歳にして借金約200万を負う。

 

莫大な時間を利用して当時アルバイトをしていた深夜営業もしている居酒屋に

希望休無しの完全フリーシフトを提出。

 

その月は居酒屋繁忙期で当時アルバイト先が人員不足だったこともあり

ほぼそのままシフト確定となる。

 

昼3時に出勤し朝5時まで勤務。

昼2時頃まで睡眠をとり昼3時に再び出勤。

たまの休みは一日中寝ほうけて体力回復に全力を注ぐ。

 

「食事を摂る時間があるなら一分一秒でも多く寝たい」

というかなり崩壊した思考回路に陥っていたため食事は勤務中のまかないのみ。

 

そんな生活を1ヶ月続け1ヶ月で体重−約5kg。

得たものといえば当時自身最高額となった給料32万円。

 

そのうち20万をお父様に返済したが

それを差し引いても大学生には十分な額のお金を手にし調子に乗った私は

大学が始業してからも朝までアルバイトしてその後大学へ、帰宅して仮眠を取り再びアルバイト

と、本来であれば勉学に費やすべき時間さえもアルバイトにあてひたすら稼ぎ続ける。

 

一年経った時には借金は残り100万円を切るほどになる。

 

がしかし、留年生対象三者面談直後には

「この一年は計画的に勉強して、落とした教科は満点に近い点数で合格して来年から巻き返すぞ。」

と意気込んでいた私だったが

睡眠時間さえ取れていない男が勉強時間を捻出できるはずもなく、テストで再再履修を量産。

 

アルバイト退勤後の朝、限りなく気絶に近い寝落ちを何度か繰り返し

大学に行けず欠席がかさんだこともあり進級可能単位まで届かず再び留年確定。

 

学則で同じ学年を2留することはできなかったため除籍決定。

夏目隼人が大学にいた事実は抹消され最終学歴が「高卒」になる。

 

「本末転倒」とは私のための言葉である。

 

「セミ高卒」誕生秘話

 

世の中には様々な理由で最終学歴が高卒の人がいる。

少し古いデータにはなるが文部科学省学校基本調査平成28年度調査によると

2015年度の高等学校等卒業生のうち約2割の人が卒業後の進路で就職を選んでいる。

 

自分の希望する職業に就くために最良かつ最短ルートを考えた時

大学に進学する必要が無く高校卒業後すぐに就職する人

単純にいち早く就職し手に職をつけたいという人

大学受験に失敗し浪人を選ばず就職を選んだ人

そもそも大学進学という選択肢が無い人

はたまた家庭の経済的理由などにより本当は大学に進みたかったが仕方がなく就職した人

など。

 

そういった中で

あくまで主観的に考えてだが(おそらく客観的にも)

私はこの高卒ヒエラルキーの最底辺に位置すると感じた。

いやもはや高卒のなり損ないの部類かもしれない。

 

そう考え前述した方々に恐縮とリスペクトを込めつつ

私の学歴をラテン語の接頭辞で「半端」「やや」を意味するセミ(semi)と

一般的に昆虫のセミが羽化して一週間程で死んでしまうと言われていることと

(実際にはもっと生きるらしい)

夢の薬剤師ライフを夢見て声高らかに余裕をかまして入学し

そして秒速で死に絶えた(除籍された)ことを掛け

 

私自ら愛着を込めて「セミ高卒」と呼ぶことにした。

 

 

今回はとりあえずここまでです。

なんか大袈裟に書いてますが

今思えば除籍直後は現実が受け入れられず

自ら「セミ高卒」というギャグじみたワードを作ることで友人にあたかも武勇伝のように語り

面白おかしくすることで目をそらそうとしていただけです。笑

 

後半に続きます。(すいません。もう少々お付き合いください。)

 

夏目の波乱万丈記〜後編〜

 

では。

 

夏目

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